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パーキンソン病と感染症ヘルペスの間に見えてきた関係

2020年01月26日

パーキンソン病と感染症ヘルペスの間に見えてきた関係

高齢化に伴って増えている病気のひとつにパーキンソン病があります。
動きが鈍くなる症状が出るので、アルツハイマー病と間違われることもありますが、これにヘルペスウィルスが関係しているのではないかという新しい学説が出ています。

パーキンソン病は、中脳全体にある黒質のドーパミンが作られなくなることで起こります。
神経に住み着く病原体はヘルペスウィルスだけなので、そこから逆に考えて導き出された考えです。

ヘルペスは感染症のひとつですが、神経細胞に潜伏するという性質があります。
しかし、増殖するためにはたんぱく質が必要になります。
そのため、周囲のたんぱく質である黒質の神経細胞を素材として使うことで増殖しているのではないかということです。

そうなると、黒質の神経細胞が死んでしまうため、ドーパミンが作られなくなってパーキンソン病になるという考えに至ります。

性感染症のヘルペスは、口唇・性器ヘルペス、の2種類があります。
ウィルスに感染すると神経細胞に潜伏してしまうため、完全に退治することは出来なくなってしまいます。
最近では10~20代の若い年代の性器ヘルペスも増えており、問題になっています。

性感染症にはエイズ、クラミジア、淋病、梅毒、などいろいろありますが、ヘルペスの原因となるウィルスが神経細胞を乗っ取ることで、神経にまで被害が及び、結果的にパーキンソン病のような障害を起こしてしまうのではないかと考えられています。

今のところ、性器ヘルペスに対しては、ウィルスの増殖を防ぐためにDNAポリメラーゼ酵素の働きを抑えることが治療として行われています。
これは再発を防ぐ効果はありますが、潜伏が脳にまで及ぶと他の危険が出てくるのかもしれません。